カスタムリストを作成したばかりの画面を見ると、項目はタイトルしかありません。
これでは必要な情報をインプットすることは出来ません。
本日は必要な項目を追加するための設定を行います。
カスタムリストの設定
|
- 出来上がったカスタムリストを開き、上部リボンのリストタブ>[リストの設定]をクリックしてください。
2、設定画面の下方にある、[列の作成]をクリックしてください。
- この画面から項目を追加してゆきます。まず、列名への入力と列の種類を選択してゆきます。
ü列名:列名を入力
üこの列の情報の種類:列の保存形式を選択
- 上記で選択した列の種類によって、以下の列の追加設定の内容は異なります。
üこの列への情報の入力を必須にする:「はい」を選択すると入力漏れがあった場合、エラーになり保存出来ません。必ず入力して欲しい項目の場合は入力漏れを防ぐことが出来ます。
ü固有の値を適用する:「はい」を選択すると同じ項目内で同じ回答をすることは出来ません。
- 画面右下の[OK]をクリックすると保存されます。
*各列の種類の説明は以下URLを参考にして下さい。
Microsoft.com website : リストおよびライブラリの列の種類とオプション
|
今回はデータベース作成に関係する項目のみ説明します。
カスタムリストの列の登録
|
以下の項目について順に列に追加してゆきます。規定値は無しにして下さい。
Date
|
ü列名:Date
üこの列の情報の種類:日付と時刻
üこの列への情報の入力を必須にする:いいえ
ü固有の値を適用する:いいえ
ü日付と時刻の形式:日付のみ
ü表示形式:標準
User
|
ü列名:User
üこの列の情報の種類:1行テキスト
üこの列への情報の入力を必須にする:いいえ
ü固有の値を適用する:いいえ
Issue
|
ü列名:Issue
üこの列の情報の種類:複数行テキスト
üこの列への情報の入力を必須にする:いいえ
ü編集対象の行数:6
ü使用可能なテキストの種類を指定してください:書式なしテキスト
ü既存テキストへの変更履歴の追加:いいえ
Status
|
ü列名:Status
üこの列の情報の種類:選択肢(メニューから選択)
üこの列への情報の入力を必須にする:いいえ
ü固有の値を適用する:いいえ
üそれぞれの行に選択肢を入力してください:Process , Pending , Closed(改行で区切って一行ごとに入力)
ü選択肢の表示形式:ドロップダウンメニュー
ü選択肢を追加できるようにする:いいえ
選択肢の表示形式について:
üドロップダウンは選択肢が多い場合にスペースを取らないので有効です。
üラジオボタンは選択肢の一覧が見えるので分かりやすいですが、選択肢が多い場合は画面をスクロールする必要があるため、少し不便です。
üチェックボックスはラジオボタンと似ていますが、複数選択することが可能です。
|
Resolved Date
|
ü列名:Resolved Date
üこの列の情報の種類:日付と時刻
üこの列への情報の入力を必須にする:いいえ
ü固有の値を適用する:いいえ
ü日付と時刻の形式:日付のみ
ü表示形式:標準
Memo
|
ü列名:Memo
üこの列の情報の種類:複数行テキスト
üこの列への情報の入力を必須にする:いいえ
ü編集対象の行数:6
ü使用可能なテキストの種類を指定してください:書式なしテキスト
ü既存テキストへの変更履歴の追加:はい
既存テキストへの変更履歴の追加:以下のように入力した履歴を表示することが出来ます
一度入力→登録したらおしまい、ではなくて、今回のデータベースのように、対応した事や情報をupdateしてゆく場合は履歴が表示されると便利です。
|
Category
|
本日は以上です。
これでデータをインプットしてゆくための入れ物ができました。
次回から入力フォームのカスタマイズをしてゆきます。